パソコン有償譲渡会はやばい？闇や怪しい理由や評判・口コミを解説！おすすめショップも

パソコン有償譲渡会とは？

パソコン有償譲渡会とは、主に官公庁や企業が不要になったパソコンを一般向けに販売するイベントです。通常、一定の手続きを経て不要と判断されたパソコンが、再整備やクリーニングを施された後、低価格で提供されます。このような譲渡会は、予算の限られた個人や中小企業にとって、新品のパソコンを購入するよりも経済的な選択肢となることが多いです。

ただし、譲渡されるパソコンの品質やサポートは運営団体によって異なります。保証が付いている場合もあれば、完全に「現状渡し」として提供されることもあります。そのため、購入前にしっかりと情報を確認し、自分の用途に合ったパソコンを選ぶことが重要です。

官公庁払下げパソコンとは？

官公庁払下げパソコンとは、各種政府機関や自治体で使用され、一定の使用年数を経た後に不要となったパソコンを指します。これらのパソコンは、適切なデータ消去処理が施され、一般向けに販売または譲渡されることがあります。

官公庁で使用されていたパソコンは、最新のOSに対応していない場合や、スペックが現行のパソコンに比べて劣ることがあるため、購入前にスペックを確認することが大切です。また、購入後にメモリやストレージの増設を行うことで、快適に利用できる場合もあります。

販売と譲渡は何が違う？

「販売」と「譲渡」は似た意味を持つ言葉ですが、法律上の扱いが異なります。販売は、商品に対して金銭を受け取る正式な取引であり、消費者保護法などの適用を受けます。一方、譲渡は、金銭の有無にかかわらず所有権を移転する行為を指し、商取引とは異なる扱いを受けます。

パソコン有償譲渡会の場合、実際には低価格で販売されていることが多いですが、「譲渡」と表現することで、商業的な販売とは異なる印象を与えることがあります。

販売ではなく有償譲渡の形式にすることで、販売者側にいくつかのメリットがあります。まず、正式な「販売」となると、消費者保護法などの法律が適用され、返品や保証対応などの義務が発生する可能性があります。一方で、「有償譲渡」とすることで、こうした法的な責任を軽減し、トラブルを回避しやすくなります。

どんな人がターゲット？

パソコン有償譲渡会のターゲットは、主に以下のような人々です。

コストを抑えたい個人や学生：新品のパソコンを購入する余裕がない人にとって、低価格で手に入る有償譲渡パソコンは魅力的です。
中小企業や非営利団体：業務用に複数台のパソコンを必要とする企業や団体にとって、コスト削減の手段となります。
パソコン初心者：中古パソコンを試しに使ってみたい人や、基本的な用途（ネット閲覧、文書作成）だけで十分な人には向いています。
パソコンの改造や修理を楽しむ人：安価なパソコンを購入し、自分でカスタマイズや修理を行いたい人にも適しています。

ただし、これらのパソコンは必ずしも最新のスペックを備えているわけではなく、特にパソコンについて詳しくない人を主なターゲットとしています。パソコンに詳しい人であれば絶対に選ばないような低スペックのモデルが多く、最新のソフトウェアを快適に動かすには性能不足な場合もあります。そのため、用途や性能を十分に確認するのが望ましいです。

パソコン有償譲渡会のメリット

パソコン有償譲渡会は、格安でパソコンを入手できる絶好の機会です。特にリサイクルPCを中心に提供されることが多く、新品を購入するよりもコストを大幅に抑えられます。しかし、単に安いだけではなく、さまざまなメリットがあります。今回は、有償譲渡会の主な利点について詳しく解説します。

保証期間が長い

有償譲渡会のパソコンには比較的長めの保証期間が付いていることが多いです。

通常、中古PCを購入する際は保証が短かったり、まったく付いていなかったりすることが一般的です。しかし、有償譲渡会では一定の保証期間が設定されていることが多く、購入後も安心して使用できます。

例えば、ある団体の譲渡会では、最低3か月から6か月の保証がついており、万が一の故障にも対応してもらえます。中古品ながら、しっかり整備されたPCが提供されるため、信頼性も高いです。

保証期間が長いことで、万が一のトラブルにも対応でき、安心して使用できるメリットがあります。

10日以内であれば返品できる

購入後10日以内であれば返品可能なケースが多いので、リスクを抑えられます。

中古パソコンを購入する際、実際に使ってみないと不具合が分からないことがあります。そのため、一定期間の返品保証が設けられている譲渡会は安心感があります。

例えば、動作不良や想定外のスペック不足が判明した場合、10日以内であれば返品可能なルールを設けている団体があります。これにより、購入者が安心して選べるようになっています。

10日以内の返品保証があることで、購入後のリスクを最小限に抑えられ、納得のいく買い物ができます。

廉価版オフィスソフトが付属する

多くの有償譲渡会では、廉価版のオフィスソフトが付属しているため、すぐに仕事や学習に活用できる

新品のパソコンを購入すると、Microsoft Officeなどのソフトを別途購入する必要があり、追加コストが発生します。しかし、有償譲渡会では廉価版のオフィスソフトが付属していることが多く、初期投資を抑えることができます。

例えば、LibreOfficeやWPS Officeなどのソフトがインストールされており、文書作成や表計算などの基本的な作業がすぐに行えます。特に、学生や在宅ワーカーにとっては、すぐに業務に活用できるのは大きなメリットです。

廉価版オフィスソフトが付属していることで、追加コストをかけずにすぐに活用できる点が魅力です。

パソコン有償譲渡会のデメリット

商品の説明が少ない

パソコン有償譲渡会では、商品の詳細な説明が不足していることが多く、購入後に予想外のトラブルに見舞われる可能性があります。

有償譲渡会は、自治体や団体が不要になったパソコンを安価で提供する場ですが、展示されているパソコンのスペックや状態についての情報が少ないことが多いです。特に、オンライン販売のように詳細な商品ページがないため、購入者がスペックや動作状況を事前に確認するのが難しくなります。

例えば、CPUやメモリの情報がざっくりとしか記載されておらず、実際に電源を入れてみないと動作の快適さが分からないことがあります。また、「Windows 10搭載」と書かれていても、HDDが非常に古く、実際には動作が遅すぎて使い物にならないケースもあります。

パソコン有償譲渡会では、詳細な商品説明がないことが多いため、購入前に可能な限り現物を確認し、納得のいくスペックかどうかを判断することが重要です。

スペックが著しく低い

有償譲渡会のパソコンは、一般的にスペックが低いため、最新のソフトウェアや用途によっては満足に動作しない可能性があります。

譲渡会で提供されるパソコンは、多くの場合、自治体や企業が不要になった古い機種であり、数年前、あるいは10年以上前のモデルであることも少なくありません。最新のOSやソフトウェアを動かすには性能が不足していることがほとんどであり、ストレージがHDDであることが多いため、SSDと比べると動作が非常に遅くなります。

例えば、Intel Core 2 Duoや初期のCeleronプロセッサを搭載したパソコンが譲渡会で見かけられることがあります。これらのCPUは、Webブラウジングや簡単な文書作成であってもストレスを感じるほどの動作速度であり、メモリが2GBや4GBしかない場合、Windows 10や11ではスムーズな動作は期待できません。また、HDDの読み書き速度が遅いため、起動だけで数分かかることもあります。

有償譲渡会のパソコンは、基本的にスペックが低いため、用途をしっかりと考えた上で購入を検討するべきです。特に、SSDの換装やメモリ増設が可能かどうかを事前に確認すると良いでしょう。

バッテリーが劣化している

有償譲渡会で提供されるノートパソコンは、バッテリーが劣化していることがほとんどであり、電源なしではまともに使えない場合があります。

長期間使用されたノートパソコンのバッテリーは、充電できる容量が大幅に減少しています。企業や自治体が放出するパソコンの多くは、数年～10年以上使われたものが多く、新品時のバッテリー性能はほとんど期待できません。場合によっては、バッテリーが完全に寿命を迎えていて、電源ケーブルを抜くと即座にシャットダウンすることもあります。

例えば、バッテリーが30分も持たないパソコンや、バッテリー充電が不可能なものが譲渡会で販売されることがあります。バッテリー交換をしようとしても、メーカーが交換用バッテリーの販売を終了していたり、互換バッテリーが高額であったりすることがあります。その結果、「安く買ったはずなのに、バッテリー交換で想定以上の出費になった」というケースも少なくありません。

有償譲渡会でノートパソコンを購入する場合は、バッテリーの状態を必ず確認し、必要なら交換費用を考慮した上で購入を決めることが重要です。持ち運びを前提とするなら、新品のバッテリーが手に入るかどうかも調べておくと良いでしょう。

パソコン有償譲渡会の評判・口コミ

良い評判・口コミ

パソコン有償譲渡会に参加した人々の中で、特に「手軽に購入できる」「安価でパソコンを手に入れられた」という意見が目立ちます。

参加者は、不要になったパソコンを有償で譲渡する場として、割安で購入できる点に満足しているようです。会場で実際にパソコンを見て確認できる点も魅力の一つです。購入前に目視できる範囲で状態を確認できるため、一定の安心感が得られます。

また、地域ごとに開催されているため、アクセス面での利便性が高く、参加するハードルが低いと感じる参加者も多いです。さらに、イベントの運営がしっかりしているため、手続きもスムーズで、初めて参加する人でも比較的楽に取引ができるという意見もありました。

悪い評判・口コミ

一方で、パソコン有償譲渡会には不満を持つ参加者もいます。主な不満点として、「パソコンの状態が事前に確認できないため、実際に使ってみると不具合があった」「会場が混雑していて、欲しいパソコンを手に入れるのが難しかった」といった意見が目立ちます。

また、譲渡会に参加するには事前登録が必要な場合が多く、その手続きに時間がかかることがストレスになっている人もいます。また、価格設定が少し高めに感じるといった声もあります。

特に、譲渡されたパソコンが期待していたよりも性能が低かったり、ソフトウェアの不具合が残っていた場合にガッカリするというケースも報告されています。

中古パソコンは専門店で購入すべき理由

中古パソコンを購入する際、選択肢として有償譲渡会を考える方も多いかもしれません。しかし、実際には有償譲渡会での購入には多くのリスクが伴います。品質のばらつきやサポート不足などの問題があるため、安心して長期間使用するためには中古パソコン専門店で購入する方が断然おすすめです。ここでは、その理由について詳しく解説します。

有償譲渡会よりも安く高スペックが手に入る

中古パソコンを購入する際には、価格と性能のバランスを重視するべきです。中古パソコン専門店では、適正な価格で高性能なパソコンを手に入れることができます。専門店は、パソコンの状態を厳しくチェックし、整備を施したうえで販売しています。そのため、安定した性能を維持した高スペックの製品を、手ごろな価格で購入できるのです。例えば、最新のプロセッサーや大容量メモリを搭載したパソコンが安価で手に入ることが多いです。

しかし、有償譲渡会では、出品者が持ち寄ったパソコンの中には、古いモデルや性能が低いものも多く、価格が不透明で高額になりがちです。そのため、専門店で購入する方が、コストパフォーマンスが高いことが多いです。結局、高い性能を低価格で手に入れるためには、専門店を選ぶことが最適です。

専門スタッフがサポートしてくれる

中古パソコン専門店で購入する最大の利点の一つは、専門スタッフによるサポートが受けられることです。専門スタッフはパソコンの性能や使い方に関して深い知識を持っており、購入後のトラブルにも迅速に対応してくれます。たとえば、初期設定やソフトウェアのインストール、トラブルシューティングなど、わからないことがあればすぐに相談することができます。

また、多くの専門店では、製品に保証をつけているため、万が一故障した場合でも修理や交換が行われます。これに対して、有償譲渡会では、購入後にサポートがない場合がほとんどで、トラブルが発生した場合に自力で解決しなければならないことが多いです。したがって、安心してパソコンを使用したいのであれば、専門店で購入することを強くおすすめします。

品揃えが豊富

中古パソコン専門店では、非常に豊富な品揃えを誇っています。専門店では、さまざまなメーカーやモデルが揃っており、用途や予算に合わせたパソコンを選ぶことができます。例えば、仕事用の軽量ノートパソコンから、ゲームや動画編集向けの高性能デスクトップまで、ニーズに合わせた選択肢が豊富です。また、スペックや状態の異なる同一モデルが複数取り揃えられていることも多く、選択肢が広がります。

これに対して、有償譲渡会では、出品されるパソコンが限られているため、自分が求めるスペックやモデルが見つかりにくいことがあります。さらに、状態が不明な場合も多く、納得のいく製品を見つけるのが難しいです。そのため、幅広い選択肢から自分に最適なパソコンを選ぶには、中古パソコン専門店を利用することが最も効率的です。

まとめ

パソコン有償譲渡会は、低価格でパソコンを手に入れる機会を提供していますが、商品の説明が少なく、スペックが低いものやバッテリーの劣化が進んでいる場合が多いです。また、サポートが不十分であることがあり、購入後のトラブルにも対応しきれないことがあります。

これに対して、中古パソコン専門店では、しっかりとした商品の説明があり、安価で高性能なパソコンを手に入れることができます。さらに、専門スタッフによるサポートが充実しており、購入後も安心して使うことができるため、有償譲渡会で購入するよりも専門店での購入の方が圧倒的におすすめです。